もう動かない寝々、静かに眠りにつくレンテンシア、それらを見守る天の星々――残された澪と冥子は、痛苦と引き換えに得たさまざまな終焉を想っていた……その時。 突如現れた人物が、寝寝の体を、その根源闇滓とともに奪い去った。
信じがたい人物の信じがたい行動に驚く二人。 更にひょんなことから、チャイナ服の謎の双子姉妹にも付け狙われることになり、澪と冥子は新たな選択を迫られる――!?
(カバー折り返しより引用)
エロティカルバイオレンス。 意味が分からないけれどそんな言葉が浮かんだ。 きっと2巻よりそういう表現が凄いことになってたからに違いない。 「ちょっとこれはやばいんじゃないのか?」というものもあったけれど出版されたんだから大丈夫なんだろう。
このシリーズに俺はエロスとバイオレンスを求めていた。 それだけで良かったのに「ちょっと甘い展開」がやっぱり出て来るんだねえ。 終盤で出てきてしまいました。 ラブラブな話は物語を彩る要素の1つだけれど下手をすると他の要素を飲み込んでしまう諸刃の剣。 この作品では出てこないことを願っていたんだけどなあ。
ところで「諸々の事情から次に皆様とお会いするのは別のお話で、ということになりそうです。」とあとがきに書かれていたんだけどこれは打ち切られたってことで良いのかな? 中途半端ではあるけれどラブラブ路線に切り替えることなく終わってくれるならそれはそれで有難いな。